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笹幸恵
2018.10.22 12:17日々の出来事

堕落した自由だなあ

私はTwitterというものをほとんど見ないのだけど、
ほんとに「どうしちゃったの」というくらい
罵詈雑言を吐き散らかす人っているんだな。
あることないこと、尾ひれがついた噂話の垂れ流し。
垂れ流せば垂れ流すほど、
「私に気を留めて!」「私を見て!」と
言っているようにしか見えない。
気の毒にすらなってくる。

確かに便利なツールであるとは思う。
28日の「もう一つの立憲フェス」は
お助け軍団がTwitterを開設して、
いろいろと情報を流しているし。
そういうのは、ほんとすごいなあと思う。

他方で、そこは、誰もが何でも自由に
つぶやけるようになった世界。
罵詈雑言のつぶやきに責任は伴わない。
何と堕落した「自由」であることか。

私を見て!
私を見て!!
私を見て!!!

言いたいのはそれだけ。
笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

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